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『バベル』

もともとバベルの塔は、旧約聖書の創世記11章で出てきます。
人間は天へと到達するために塔を建てようと試みた。
それは神の栄光を称えるためではなく、神のレベルに達することで自分たち自身を称えようという試みであった。
人間の傲慢な態度に怒った神は、違った言語を創り出すことで、
それまで統一されていた言語によって円滑に進められていたコミュニケーションに混乱を生じさせ、人間の計画を頓挫させるのである。

バベル スタンダードエディション
バベル スタンダードエディション

この作品の根底にあるテーマは、
人と人との繋がりだと思う。
一人の主人公に感情移入すると、かわいそうだなあとか、酷いなあと思うことも
別の登場人物の立場から見ると、そうでもないことだってある。

人の痛みや苦しみは、その本人にしかわからない。
もちろんそれは嬉しさや喜びも同様。
だから、ぶつかり合うし、傷つけあう。
『クラッシュ』という映画はそれを上手に1つの明確な線をひいて、繋がりをあらわしていたけれど
この作品は、そんな線引きでは収まらない、人と人との繋がりを
とても上手に表現していると思いました。

星は4つ。ちょっと長かったので。


☆☆☆☆
cinecore * ボチボチな作品 * 23:38 * comments(0) * trackbacks(0)

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